育児中、毎日慌ただしく過ぎていって、頭の中では「これやりたい」、「あれやらなきゃ」と思ってるけどなかなか時間も取れない。
そんな時はいったん考えてることをぜ〜んぶノートに書き出すと、それだけでスッキリします!
そして悩み解決や考え事をしたいとき、スマートノートの書き方で書くと論理的に考えることができ、書いているうちに悩みが解決したりしますよ!ぜひ試してみてください。
Contents
頭の中で考えてること全て書き出す
やりたいこと 悩み 興味あること やるべきこと モヤモヤ 全て書き出す
育児中は授乳に家事に、自分の為のまとまった時間がとれないですよね。
そんな中でも寝る前の時間に一息、自分が興味のあるInstagramを見たり、YouTube動画を見たりと息抜きしてました。
私は初めての育児、コロナ禍ということもあり母親学級もなく、YouTubeで助産師さんの子育て学級の動画を見て勉強したりと必死でした。
Instagramでこれいいなーこんなこともやりたい!と一応保存はしても見返すこともなく流れていってました。
こどもが10ヶ月になった頃少し育児にも慣れ余裕が出てきて、その頃見てたInstagramでノートの書き方についての投稿にすごく興味を惹かれ、「自分も書こう!」と思い立ち、夜子どもが寝た後いつもなら少しテレビでも見て就寝するのですが、家にあったノートに頭の中で考えてること、やりたいこと、悩み、興味あること、やるべきこと、モヤモヤ、全て書き出してみたんです。
書くだけでもスッキリ!
まず頭の中で考えてることを書き出すことで頭の中でのループが止まり、可視化されそれだけでスッキリして頭の整理になりました。人は常に無意識でも脳が色々なことを考えてるそうですね。そしてやるべきことはいつまでにやるかを手帳に写しました。
そしてひとしきり頭の中を書き出したら、次に普段考えないような自分がどういう状態になりたいのかもどんどん深掘りして書いていきました。
フタをしていた自分の願望など、書くのも躊躇するようなことも書いていき、そうだ、これがしたい、こうなりたいんだ、と我慢から解放されたような気分になったのです。どうせ無理、というフィルターを外しどんどん書いていきました。
重要だと思ったところにマーカーを引く そして見返す
私は育児を始めてから隙間時間に本を読みたいと思い、手軽に読めるようAmazonのKindleunlimitedのサブスク契約を始めました。ノートに書いた興味あることに関連する本を読み、重要だと思ったところはノートに書き写していきました。後で分かるように本の名前も書いときます。そしてその中でも心に響くところにはマーカーを引きます。そうやっていくと自分がどんなことに興味があり、なんで興味があるのか分かってきます。また、書くことによって別の内容でも関連性を発見しやすくなったり、時間を置いて見返すと新たな発見が見つかったりします。
スマートノート
思考の整理にピッタリ!スマートノート
いろんなノート術を見てるうちに知ったスマートノート。岡田斗司夫さんの書かれた本です。
この方法で書いていくと、なんとなく考えてたことでも順序立てて考えていき、「なぜそう考えるのか」、「ではどうすればいいのか」、最後には「私は今、こう考える」、と自分事として結論を出すことができます。
論理的に考えるなんてこと、今までの人生で意識したこともなかったのですが、この方法でノートに書いていくと、自動的に論理的に考えられるようになってます。そして、頭の中でぐるぐると悩んでたことも一つ一つ順序立てて解決方法を探っていくことができます。
スマートノートの書き方
スマートノートには段階があり、第1フェーズから第5フェーズまであります。
なんだか難しそうですが、とにかくやってみればわかります。どこにでも売ってるノートとペンがあれば誰でもできます。
私は第3フェーズまでいけたので、そこまでをご紹介したいと思います。
詳しくは著書をご覧ください
第1フェーズ
毎日5行やったことを書く
これだけです。大事なことはウソを書かないこと。実際に行動したことを5つ、具体的に名刺と動詞で書く。
もう一つ大事なことはノート見開きの右側に書くこと。その左ページには、それに対する感想、反省、出来栄え、連想したことがあれば書きます。書くことが特になければ覚えておきたいメモでも悩みでもなんでも書いていいです。
なぜ右側から書くのか?
右側から書くのは、左側に余白を設け、もったいない、と思うから。なんでもいいから書こう、という気にさせるため。
右側には実際に行動したことを書く、左側にはその行動に対して思うこと、ツッコミ、次はどうしたいのか、忠告など、「どうでもいい」けど「本当に大事かもしれないこと」を書いてみましょう。
第2フェーズ
第1フェーズの今日の行動記録に0〜5点で点数をつける
大事なことは、マイナスの点数はつけないことです。
こうすることで、採点の低かった行動は繰り返さないようになります。
第3フェーズ
第1、第2フェーズは1日5行でしたので、B5ノートだと見開き2ページで一週間分になります。
第3フェーズになると、毎日1見開きを使います。
私はこの第3フェーズが頭の中で考えてることを整理するのにとっても役に立ちました!
右ページでやることは言語化、論理、プレゼンテーション。
左ページでやることは連想、発想、クリエイティブ。
まず上部に日付を書き、ノート見開き右側の真ん中あたりにお題を書きます。お題は、自分が見たテレビや読んだ本で、面白かったこと、腹が立ったこと、なんでもいいので気になったことを書きます。
その「お題」をもとに、考えていきます。
「お題」について論理的に展開する方法
展開の仕方は、「なぜ?」と問いかけて、答えを書くことです。
そして、上下水平方向に物事を考えること。
①「なぜ」そう思うのか、「お題」の下方向に掘り下げていきます。できるだけたくさん「なぜ」そう思うのか考え、思いつく限り書いていきます。
②「なぜ」を書き切ったら次に上方向に「ということは?」と考えて書いていきます。たくさん出した「なぜ」の問いに対して「じゃぁ、どうする?」と解決法を考える。
③過去に同じような問題がなかったか。
④同じような事例がないか。連想する
⑤考えた結果、自分は今、どうするのか、と自分ごととして考え、自分なりの結論を持つ。
では次に、ノート見開き左ページの書き方です。
書き方は4種類あるのですが、筆者のオススメは、論理的な右ページに対して、
左ページには「面白いこと」を書くことです。
面白い要素とは何か?
1 具体的な体験談(特に失敗談)
2 的確な「たとえば」話
3 「要するに」抽象化
4 無茶なギャグ、ダジャレ
5 キャラ化
私は猫のキャラクターを描いて、前向きなセリフを考えました。
こうすることで、右側で考えてたことを客観的に見ることができ、新たな発見があったりします。
スマートノートを書いていると、普段の会話でも脳の使い方が変わってくる
ノートを使って論理的に考えるクセをつけると、思考回路が鍛えられ、普段会話する時の瞬発力が鍛えられた気がします。
これからもノートに書いて考えることを続けていきたいです。